強迫行為の意味

強迫行為は不安や恐れをまぎらわす為にする
本人がやめたいとか
しょうもない事だと思っていても止められない行為です
私は何を恐れていたのか自覚が全くありませんでしたが強迫行為は形を変えて何年も続いていきました。
私の強迫行為の一つは自分の匂いを嗅ぐ癖でした。
匂いを嗅ぎたいのでシャツを変えるのが嫌でした。
ずっと同じシャツを着てしまい
母によく怒られましたが
どうしても変えたく無い気持ちがいつもありました。
うちは母の決定が絶対でしたので
進路も着る服も髪型も受け答え、返事の仕方、
1日のスケジュール、読む本、食べる物、量、
全て母が決めていました。
何でもかんでもお膳立てされて
用意されてそれを選ばなければならない恐怖
自分の意思が失われていくようで
自分の匂いを嗅ぐ事で自分なんだと安心していたのだと思います。
だから匂いが強ければ強い程自分を確認できて安心するのです。
そうだったんだとセッションを受けて気づいた瞬間号泣してしまいました。
そして、一見困るような強迫行為も実は自分の不安を和らげてくれていたんだなとジーンとしました。
※一般的に強迫行為に多いのは
自分の匂いが過剰にきになり、
いつも自分が臭いのではないかと不安になり、
1日何回も風呂に入ったり、
デオシートで拭きすぎて皮脂を取り過ぎて肌が乾燥し過ぎてしまったりするパターンが多いそうで、私のように臭いをむしろ残したいというのは稀なケースだそうです※
強迫行為は恐怖や不安を紛らわす意味のある行動です。
今強迫行為に困っている方も大丈夫です、
根底にある
恐怖や不安を認識して手放せば
強迫行為は必要がなくなりしなくて済むようになります。



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