親の呪縛
母は 自分はやらないけど人には強要する
性格でした。
例えば
務めは辛くて当然というが自分は数か月でバイトを辞めてしまう。
自分は歳だからといって 同い年の父に 仕事を辞めさせないが父と母は同い年。
女は自分で生活していくべきと教育するが自分はずっと専業主婦
etc
といったところのある性格でした
私はずっと疑問に感じていたのですが
話にならないので黙っていましたし、
母の文句を周りに言うのは恥ずかしいことに感じていました。
ですが、カウンセラーさんがはじめて母の矛盾に気づいてくれて共感してくれた時涙が出るほど嬉しく救われた気がしました。
うちの父は平和を愛す人で
嘘でもいいから謝れと言っていましたし
とにかく事なかれ主義で
一番強いお母さんに従う という一貫した姿勢でした
強いものに従えば丸く収まると私のことは
何故嘘でもいいから合わせないんだと
不満に感じていたようです
私はそんな中にいたので
カウンセラーさんが共感してくれた時
私の今まで溜まってきた悲しみがほぐれて
母や父に対する苦しみがかなり軽減しました
だれかが共感してくれるだけでこんなに
楽になれるのかと感じました
私の目から見た実家は
母がとにかく独裁者で
父は事なかれ主義でうちにいない
兄もうちに寄り付かず関与しない
母の不満やイライラは私に向かう
反発すると父や兄は母は面倒だから
(母には怒りをぶつけない)
私に怒るという針のむしろのような環境にいたのですが周りには親に感謝していると話していました
何故ならそう話した方がウケがいいし、人は分かってくれないと感じていたからです。
でも実際は育ててくれたことに感謝することと
親にひどい扱いを受けていたことは別の話です
人間は完璧ではない
親も完璧ではない
だけど程度問題はあります。
許すことも感謝することもできます
そしてそれと同じに
親の問題を引き受けていたり
はけ口にされていたことに怒りを感じていいはずなんです
一緒くたにして
親と和解出来ないなんて育ててもらった恩がわからない子供なやつ
というような方の叱咤はスルーしていいと私は思います
家族関係でだれか精神的に具合が悪い人が出たら
結構な確率で親との関係にトラブルがある場合が多いです。
そうならざるを得ない状態まで追い込まれている場合も多く家族の歪みをその子が引き受けてるパターンが多数あります。
親への憤怒から解放されるためには
一旦怒りを受け入れ
他から共感してもらう
または親に未だ恨んだり怒ってしまう自分自身に許しを与え自分自身で共感する作業が必要なんです。
憤ってしまう自分
恨みを持つ自分を
マイナスに捉えると逆に長引きます
とにかく怒りや恨みを一旦受け入れましょう
そうなっても仕方なかった
よく頑張った
と自分を受け入れましょう
それを繰り返しているうちに
親に対する恨みから解放されていることに気づくことができると思います
全ての感情は必要だからあるんです
そこに良い悪いはありません。
全て受け入れてあげれば
そんなに悪さしません
是非お試しください
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